ラケットのスペックの中でも100sqか98sqかで悩む問題。
今日解決しましょう!!
結論:特に理由がなければ100sq推奨!!!
特に理由がなければというか『100sq以下のフェイスがいい』という理由がなければが正しかもしれません。
比較的近い98sqと100sqでも別物です。
急に飛ばなくなりますし、打球感も硬くなります。
それだけではなくスイングしたときの空気抵抗の感じも違います。
それが使いやすくなるのか、使いにくくなるのかは人それぞれですが、基本的にはハードに感じることの方が多いです。
『100sqじゃ飛びすぎる』という理由でもまだ小さくしない方がいいんじゃないかなと思っています。
個人的には『飛びすぎる・打球感が柔らかすぎる・空気抵抗を感じすぎる』という理由があって、ガットでの調節もできないくらいまでいけば小さくしてもいいのかなと思います。
特徴
小さい=飛ばない 大きい=飛ぶ
基本的には小さくすればするほど、面圧が高くなりガットのたわみが少なくなるので飛ばなくなります。
大きくすればその反対です。
小さい=打球感が硬い 大きい=打球感が柔らかい
飛びと同じです。
小さくすればするほど、面圧が高くなりガットのたわみが少なくなるので打球感は硬くなり、大きくすればするほど面圧が低くなりガットのたわみが大きくなるので打球感は柔らかくなります。
小さい=空気抵抗が小さい 大きい=空気抵抗が大きい
うちわで考えればわかりやすいです!
本体の部分が小さければ簡単に仰げると思います。
ただ大きいと仰ぐのに空気抵抗を感じ、小さいものに比べると簡単ではなくなります。
これがフェイスサイズの空気抵抗の違いです。
よくある悩み。
どっちの方が安定感(ブレにくい)がある?
ここでいう安定感はラケットのブレの話しで、毎回、真ん中で捉えられる人は一切関係ないです。
スイートスポットもしくはスイートエリアをとらえられない場合は、インパクト時にラケットがブレてしまいます。(よく嫌な振動が伝わってくると表現される)
そのブレがフェイスサイズで違うという話も聞きますが、実際のところフェイスサイズが原因でブレが大きくなるということはないと思っています。
関係があるのはスロート部分で、スロートが細いほどブレが大きくなります。
『じゃあなんでよく小さいほうがブレが大きい』というのかというと、フェイスサイズが小さいとフレーム厚が小さくなるからです。
スペック的にはハードでしなりが大きくなっているというわけです。
なので、直接的な関係はなくても、スペックがハードになっているので、結果的にブレが大きく感じることが多いです。
どっちの方がスピンがかけやすい?
書くべきか書かないべきか悩みましたが、書いちゃいました。
結果としては『大きい方がかけやすくなる可能性がある』とでも言っておきます。
面圧が低ければガットがたわみボールに引っかかるようになります。
…がしかし!スピンは力の方向が斜め下になります。
なので、どんなにガットがたわもうが斜め下への力がなければ、スピンはかからないのです。
…がしかし(2回目)斜め下の力が加われば、やっぱりよくたわむ方がかけやすくなるのは事実です。
なので、小さくすればかかりにくく大きくすればかかりやすいというのは表現方法が違うかなと思います。
まとめ
『迷うんだったら100sq!!!!!』これが最終結論かなと思います。