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【ヘッド 新作!】エクストリームMP 2022 インプレ・評価・レビュー 前作との比較も! – HEAD EXTREME mp –

全身スピンというキャッチフレーズのもとHEADのスピン系のラケットとして地位を築いたエクストリーム。

ですが、2022年モデルで個人的には変わったとわかるくらい変化しました!

では、どのように変わったのか?

実際に打ってきたので個人的な感想を書き綴ります。

テニロボ
テニロボ
スペックやテクノロジーだけでもエクストリームを解説しています。

今回のセッティング

HEAD Velocity MLTを48ポンドで張っています。

エクストリームのインプレ

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  • 打球感が柔らかい?クリア?
  • パワーもありしっかり飛んでくれる。
  • スピン量はそこまでない印象。

打球感が柔らかい?クリア?

ただ、打球感が柔らかいで表現はできないくて曖昧な感じになってしまい申し訳ないのですが、芯をとらえたときにボールがどこにあったっているのかピンポイントでわかる感じがしました。

そこには柔らかさがあり、いやな振動が伝わらないクリアな打球感があったり、マイルドと表現するのか…。

のようにはっきりとこんな感じというように伝えられないですが、硬い弾くような打球感ではないです。

なので、柔らかい打球感が好きな方におすすめです!

パワーもありしっかり飛んでくれる。

キャッチフレーズが「全身スピン」というくらいなので、スピン系ではあるものの、パワーもしっかりあります。

パワーがある理由としては、今回打ったMPのみストリングパターンがセンターフォーカスなっておりガットが中心に集まっています。

そのため、通常のストリングパターン16×19よりパワーがあったのだと思います。

MP以外のモデルでは通常の16×19なので、MPよりスピンがかかりやすいのではないかと思っています。

スピン量はそこまでない印象。

上で書いたようにMPだけガットが中心に集まっているので、ガットのたわみが少なくなりスピン量が減少しているように感じます。

ただ、思っていたスピン量ではないというだけで、ほかのラケットと比べるとスピンはかかってくれる印象です。

個人的には、パワーがあるのでスピン量の減少はそこまで気にならない印象。

相性がいい人

  • スピンのラケットだけどパワーも欲しいという人
  • 程よくスピンをかけたい人
  • 柔らかい打球感が好きな人

相性が悪い人

  • グリグリにスピンをかけたい人
  • 弾くような硬い打球感が好きな人

グリグリにスピンをかけたい人

プロテニスプレイヤーが詳しい人ならなんとなく分かるかもしれませんが、このラケットを使っているプロが「ベレッティー二」や「ガスケ」など、スピン量がすごい人ばっか使っています。

そのため、スピンがかかりやすいと思ってしまうのですが、実際のところすごいかかるわけではないです。

打った感じだとスイングスピードがある程度ないとそこまでスピンがかかる印象はないです。

何を修正すれば使いやすくなる?

スピンをかけるという意識を持って、しっかりラケットを振る!

弾くような硬い打球感が好きな人

反発力があり、弾くような硬い打球感が好きな人にとっては合わないと思っています。

打ってみればわかりますが、本当に柔らかくクリアな印象です。

今回のガットがポリエステルじゃなかったので、そう感じたかもしれませんが、ポリエステルの中でも硬いガットにしないと打球感は柔らかいままかなと思います。

何を修正すれば使いやすくなる?

硬いガットを張ったり、テンションを高くしてみるのがおすすめ!

テニロボ
テニロボ
パワー・スピンが両立されていて、柔らかい打球感が好きな人にはベスト!

前作との比較して気になったところ

スピンのかけやすさとパワーが若干変わったかな?という印象。

前作からの変更点と言ったら、オーセチックが搭載されたことでスイートエリアが拡大されたことですが、個人的にはスイートエリアより、スピンとパワーが変わったかなという印象です。

スピン系のラケットはしなりが多かったりガットのたわみが多かったりして、パワーロスすることが多いですが、今作のエクストリームはしっかり飛ばすことができたので、前作のエクストリームでパワーが少し足りないという人にはちょうどいいのではないでしょうか。

カラーリングが変更されいい感じに!

打った感じではないですが、デザインも少しくすんだ色を使っているので、明るい派手な色が苦手な人も使いやすくなったと思います。

テニロボ
テニロボ
くすんだ色を使うことでかなり手に取りやすくなった!!

評価

  • パワー   :
  • スピン   :
  • デザイン  :
  • 扱いやすさ :
  • フィーリング:

総合評価

個人的にはかなり癖がなく扱いやすいラケットだと思いました。

特に僕の場合は、普段低い軌道のフラット系のボールを打ち、スピンがかかりすぎるとネットしまくる傾向があるため、スピンではなくパワー寄りになったおかげで使いやすかったです。

また、デザインも派手な黄色から、くすんだ色を使っているのでそこもかなり好印象です。

前作は派手すぎで手が出なかったです…

最後に柔らかい打球感が好きな私にはかなりいいフィーリングでした。

競合ラケット

バボラ:ピュアアエロ

ピュアアエロに記事も書いたのですが、この2本が似ているという感じではなく、前作からの変更点がそっくりなため競合ラケットとして挙げています。

特にスピンからパワー寄りになったこと、MPだけではありますが、ストリングパターンがセンターフォーカスになったことなどそっくりです。

スピンはピュアアエロのほうがかかる印象です。

テニロボ
テニロボ
スピンをかけたいならピュアアエロ!!

こんな感じだったらなぁ…

スロート部分を少し細くしてほしい

これは安定感を出しパワーをプラスするのには仕方のないことではありますが、スイングするときに空気抵抗が大きくなるため少し気になります。

また、打つ前に左手でスロートの部分を握るのですが、太いと少し握りずらいです。

打球感のフィーリングはかなり好印象ですが、握ったときや振ったとき(インパクト前)のフィーリングは好みではないなと思っています。