結論:ぶっ飛びフラット系ラケット
一言で言うと…めっちゃ飛びます。
ベースラインから軽くフラット気味で当てただけで何回もアウトしました。
ただ、スピンをかければしっかり跳ねる深くていいボールが行くので、意外と上級者向け?のラケットという印象があります。
今回のセッティング
ラケット:イーゾーン100
長さ | 27inch |
重さ | 300g |
バランス | 320mm |
フレーム厚 | 24.5 / 26.5 / 23.0 mm |
フェイスサイズ | 100sq |
ストリングパターン | 16×19 |
ガット:ポリツアーファイア125
素材 | ポリエステル |
形状 | ラウンド |
メインクロスともに48ポンドで張ってるよ!
インプレ①:ぶっ飛びフラット!
旧作のイーゾーン100も持っているので、ポリツアープロ125を張った時を思い出しながら打っていました。
正直、大差はないかなと思っていたんですが、大差しかなかったです。
フラットで当てた時の飛びが半端ないです。
友人にも使ってもらったら「フラットで当てたら飛びがヤバい」って言ってたので、良いか悪いかは別として、感覚としてはあってるかなと思います。
インプレ②:スピンはそこまで。
かけようとすればもちろんかかりますが、勝手にかかるようなモデルではないので注意が必要です。
あとお伝えすべきは「しっかりスピンをかけた方がいい!」ということです。
フラットだとマジで飛んでいきます。
それを求めている人だったらいいと思いますが、そうではなく普段からしっかりスイングして打つ人であれば、スピンをかけないと飛びすぎて扱えないと思います。
インプレ③:打球感はぼやける感じ…
「硬さ」と「柔らかさ」で表すとすれば、個人的には旧作の方が柔らかく感じました。
じゃあ打球感でどこが違うのかというと「振動」です。
旧作はクリアな打球感で、今回の新作はぼやけた感じです。
とはいっても無駄な振動(ビヨンビヨンした感じ)が来るわけではなく、少し「ボスッ。」っというようなイメージです。
打球音に関しては、新作の方が低めな感じがしますが、そこまで大差はなくガット次第といった感じかなと思います。
インプレ④:圧倒的ボレーヤー向け!
…というのもストロークで使うのが難しいので「圧倒的」と表現しました。
あとは、普通にボレーはかなりやりやすかったです。
そのため、ストロークのマイナス面とボレーのプラス面で差が開いたと思っていただけると分かりやすいかなと思います。
インプレ⑤:デザインは…おもちゃみたい。
「紫」という言葉もあったので実物を見るのを楽しみにしていたのですが、実際見たら…「水色」でした。
もちろんアクセントで紫がかったところもありますが、一部分だけです。
おもちゃというか、ちょっとかわいいデザインに変化した感じです。
総合評価
評価:
「使いやすい」「使いにくい」ではなく、少しイーゾーン100を活かすのが難しくなってしまった印象がありました。
というのも、フラットで当てた時に飛びがいいので、スピンはかかりにくくなっています。
ただ、スピンをかけないと収まらないので、それなりのスイングとしっかりボールを潰せる力がないと扱えないかなと感じています。
それか、敢えて相手の球速を利用して「守り」や「カウンター」重視というのであれば、使えると思っています。
というように、両極端に分かれて少し難しくなっていまいました。
まとめ
2025年1月発売のイーゾーン100について、インプレしました。
個人的には一番気になっているのはイーゾーン98なのですが、ひとまず100のインプレを先行で出させていただきました!