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【選手紹介】フォームもダンスも変!? メドベージェフはそんなに強いのか? 元世界ランキング1位 ロシアのテニス選手 – ダニール・メドベージェフ(メドべデフ) –

ホントに硬式のプロ?と思うほどソフトテニス打法の彼。

(ソフトテニス経験者の僕からしても違和感が…)

強くなるのに打ち方は関係ないと思わせてくれます。

といっても、感覚は研ぎ澄まされてるんだと思う。

メドベージェフのココがすごい!!

  • 研ぎ澄まされた当て感。
  • 高身長とは思えないほどのコートリカバリー能力。
  • ゲームメイク術。

研ぎ澄まされた当て感。

個人的には一番最初にメドベージェフを見たときは感覚がすごい選手だと思いました。

どこがすごいかというと、あれだけ大きいフォームなのに打ち負けることが少ないところに加えてボールの打ち分けも的確にやるところです。

フォームが大きければ大きいほど、インパクトまでの時間が長くなるため、速いボールへの対応が難しくなるはずです。

しかし、打ち負けることも少なければ、コントロールもしっかりしています。

また、さらに言うとメドベージェフは振り遅れることが多いです。でも、しっかりコントロールする。

当て感(こう当てたらこっちに飛ぶみたいな?)がかなりすごく、不器用そうに見えてかなり器用なんだと思います。

打ち方で損するタイプの選手です。笑(メドベージェフの打ち方をマネする人はいない)

高身長とは思えないほどのコートリカバリー能力。

大体、高身長だとパワーがある代わりにフットワークはない選手が多いです。

サーブ最強だけどレシーブは苦手とか。

メドベージェフは一味違く、左右に振られたボールもしっかり取り、ドロップショットなどの前後のボールにもしっかり対処します。

一見、普通かと思いがちですが、2m近くある選手があれだけ動けるのはなかなかないことです。

ゲームメイク術。

打ち方のほかにイメージされるのが『戦術家』というところではないでしょうか?

戦術家かどうかは正直わかりませんが、『何もしない』と『仕掛ける』の2パターンをしっかりと分けている選手だと思います。

何もしないときは、相手が仕掛けるまで本当に何もしません。

ずっと相手の苦手なところに打ち続けてきます。

ですが、チャンスの時(ちょっとしたチャンスではなくポイントが取れるという大切なところ)には左右に打ち分けたりします。

前後もありますが、基本は左右に振ることが多いです。

あとは、サーブとレシーブの切り替えです。

サーブはキープするチャンスなので、丁寧に組み立てます。

反対にレシーブは早く終わらせたい(相手の波に乗らない)のでポイントの合間が短いです。

戦術とは少し違いますが、しっかり自分に合ったゲームの組み立て方がある選手だという印象が強いです。

選手紹介

メドベージェフってどんな選手?

名前ダニール メドベージェフ (Daniil Medvedev)
年齢(誕生日)27歳(1996年2月11日)
身長198cm
体重83kg
出身地ロシア モスクワ
プロ転向2014年
バックハンド両手バックハンド
最高ランキング(S / D)1位 / 170位

テニロボ
テニロボ
ダブルス170位って意外と高かった。

キャリア戦績

シングルス

戦 / 勝 / 負429戦 306勝 123敗
勝率71.3%
獲得タイトル20
獲得賞金$31,343,187(43億3855万5288円)

ダブルス

戦 / 勝 / 負39戦 16勝 23敗
勝率41%
獲得タイトル0
獲得賞金$192,542(億2666万1965円)

サーフェス別(シングルス)

クレーコート

戦 / 勝 / 負53戦 28勝 25敗
勝率52.8%
獲得タイトル1

グラスコート(オムニコート)

戦 / 勝 / 負50戦 33勝 17敗
勝率66%
獲得タイトル1

ハードコート

戦 / 勝 / 負326戦 245勝 81敗
勝率75.2%
獲得タイトル18

テニロボ
テニロボ
クレーめっちゃ苦手なイメージあるけど、勝ち越してるのか!!!

成績

優勝

2018年

大会名サーフェスグレード
ジャパンオープンテニスチャンピオンシップハード/インドアATP500
ウィンストン セーラム・オープンハード/アウトドアATP250
シドニー・オープンハード/アウトドアATP250

2019年

大会名サーフェスグレード
ソフィア・オープンハード/インドアATP500
シンナシティ・マスターズハード/アウトドアMasters1000
サンクトペテルブルグ・オープンハード/インドアATP250
上海マスターズハード/アウトドアMasters1000

2020年

大会名サーフェスグレード
ロレックス パリ・マスターズハード/インドアMasters1000
ATPファイナルズハード/インドア

2021年

大会名サーフェスグレード
オープン13ハード/インドアATP250
マヨルカ・オープングラス/アウトドアATP250
ナショナル・バンク・オープンハード/アウトドアMasters1000
全米オープンハード/アウトドアGRAND SLAM

2022年

大会名サーフェスグレード
ロスカボス・オープンハード/アウトドアATP250
エルステバンク・オープンハード/インドアATP500

2023年

大会名サーフェスグレード
ANBアムロ・オープンハード/インドアATP500
カタール・エクソンモービル・オープンハード/アウトドアATP250
ドバイテニス選手権ハード/アウトドアATP500
マイアミ・オープンハード/アウトドアMasters1000
BNLイタリア国際クレー/アウトドアMasters1000

テニロボ
テニロボ
2023年は一回TOP10から姿消したけどすぐ2位に復活したね。

準優勝

2017年

大会名サーフェスグレード
マハラシュトラ・オープンハード/アウトドアATP250

2019年

大会名サーフェスグレード
ブリズベン国際ハード/アウトドアATP250
バルセロナ・オープンクレー/アウトドアATP500
シティ・オープンハード/アウトドアATP500
ナショナル・バンク・オープンハード/アウトドアMasters1000
全米オープンハード/アウトドアGRAND SLAM

2021年

大会名サーフェスグレード
全豪オープンハード/アウトドアGRAND SLAM
ロレックス パリ・マスターズハード/インドアMasters1000
ATPファイナルズハード/インドア

2022年

大会名サーフェスグレード
全豪オープンハード/アウトドアGRAND SLAM
ロスマーレン・グラスコート選手権グラス/アウトドアATP250
ハレ・オープングラス/アウトドアATP500

2022年

大会名サーフェスグレード
BNPパリバ・オープンハード/アウトドアMasters1000

テニロボ
テニロボ
やっぱりマスターズとグランドスラムに残る率も高いっぽい

ランキング推移

年間最終ランキング
2014655位
2015329位
201699位
201765位
201816位
20195位
20204位
20212位
20227位
20232位

テニロボ
テニロボ
2019年からトップ10内にいたのか!結構長いな。

使用ギア

ラケット:T-Fight 305 Isoflex

前作はしだしたことがあります。(記事はないですが。)

汎用性抜群のラケットです!

ウェア:ラコステ

シューズ:ラコステ

まとめ

かっこよくはないけどとにかくすごい。

今のプロテニス界にはいない部類の選手です。

やりにくそう…