今作ガラッと変わって結構使いやすくなったで評判なウルトラシリーズ。
メインスペックではないものの、今回は100Lを試打してきました。
錦織選手も復活(記事執筆時)されたということでタイミング的にもバッチリ!!
シンセパワー(ナイロン)を45ポンドで張っています。
ウルトラ 100L インプレまとめ
- パワーロスをしている感じがあるが許容範囲内。
- スピンはパワー系にしてはかかる。
- 打球感は結構柔らかめ。
パワーロスをしている感じがあるが許容範囲内。
今作のウルトラはフレームが柔らかくなりしなりが少し増しています。
そのため、パワーロスしているのは事実だと思います。
そのため、前作や他のパワー系のラケットと比較すると、パワーはないかなという印象です。
ただ、やはりパワー系のラケットということもあり、飛ばす力は十分にあります。(ナイロンを張っていますがポリでも全然大丈夫だと思います。)
スピンはパワー系にしてはかかる。
これもしなりが関係しており、しなり量が増えるとスピンがかけやすくなります。
パワーとスピンの両立(どっちもかなりあるレベル)は難しいので、”パワーが上がればスピンが下がる”し”パワーが下がればスピンが上がる”という感じです。
ウルトラの場合は、完全に後者です。
なので、スピン系のラケットほどではないですが、イイ感じにスピンがかかってくれます。
イメージだと”直線的な軌道で最後少し落ちてくれる“感じです。
打球感は結構柔らかめ。
前作のウルトラは打球感が硬めで、『THE・パワー系ラケット』という感じでした。(確かエレメントを40ポンドで張っていたような…)
今作はまるで別物!打球感がかなり柔らかくなっています!
ただ、打球感問題は賛否両論あり、『硬いウルトラじゃなきゃウルトラじゃない!』というユーザーもいれば、『柔らかくなって使えるようになった!』というユーザーもいます。
どっちも正しい反応なので、新しいユーザー獲得としてはいいのかなと思います…。
というのは置いといて、とりあえず打球感は結構柔らかめです。(ポリにしても柔らかいと感じれるくらい)
個人的な総合評価
- パワー :
- スピン :
- デザイン :
- 扱いやすさ :
- フィーリング:
個人的には結構高評価!!
パワー・スピン・フィーリングのバランスも良く(若干パワー寄り)、癖も強くないので扱いやすいラケットです。
ただ、今回は100Lを使ったので、メインスペックとかツアーとかだったらパワーとスピン量が少し落ち、フィーリングも少し硬めになるかなと思います。
それでも使いにくくなることはなさそうなので、普通に買って使いたいくらい。
100Lのみではなく、別のスペックも買いたいくらいです。(個人的にはツアー95CVが気になる)
強いてなんか上げるとしたら、ウルトラ98が欲しかった…(出たら絶対買ってる)
やっぱり100と95だと少し間が空きすぎていて、98がないんだったら買わなくていいかなと思ってしまいました。
ウルトラ 100L 詳細情報
長さ | 685mm |
ウエイト | 280g |
バランス | 320mm |
フレーム厚 | 24 / 26.5 / 24 mm |
フェイスサイズ | 100sq |
ストリングパターン | 16×19 |
搭載されている注目テクノロジー紹介!
HALF MOON GROOVE – ハーフ ムーン グルーブ –
縦横ともにガットが長く使えるのでたわみ量が大きくなっています。
さらに、グロメットも真っすぐ通るように設計されている(パラレルホール)ので、こちらでもガットを使える長さが増えており、たわみ量が増しています。
そのため、前作より打球感が柔らかくなり、スイートエリアが拡大した感じがします。
INTEGATED PWS – インテグレイテッド ペリメーター ウェイティング システム –
3時9時部分に合ったポコッと出ているものがないです。(ツアーシリーズには搭載)
ただ、内蔵されているとのことなので、安定性の部分では変わりなく、ブレが少ないラケットになります。
また、PWSがなくなったことで、横糸が長く使えるので、これもスイートエリア拡大の効果があります。
ウルトラシリーズ使用プロ選手
錦織圭
ボルナ・チョリッチ
マリア・サッカリ
似ているラケット
ヨネックス イーゾーン
イーゾーンも前作は硬くて使えないという人が結構いたようですが、新作では改善され打球感が柔らかくなっています。
ウルトラより若干癖があるラケットがイーゾーンです。
まとめ
個人的にウィルソンは日本人の信頼が厚いと思います。(錦織選手のおかげ?)
なので、日本人の使用率も高く、そのなかでもウルトラは結構使われている方だと思います。(※確証はありません笑)