個人的に一番気になってるラケットアルテンゴのTR960 Control Tour。
なぜ気になっているかというと、スペックがツアーで使用率の高いブレードとそっくりだから。
もちろんスペックだけで似てると決めつけられないのはわかっていますが、やっぱり気になる。
どんなラケットか予想してみる。
パワーはあまりない(飛ばしにくい)
どうやら公式通販情報でRA値は62とのこと。
結構柔らかくできているためしなるラケットだということはわかります。
ただ、しなれば何でもいいわけではなくパワーロスにつながります。
TR960はグロメットホールもかなり小さそうなので、飛ばすというのはちょっと微妙かもしれません。
スピンはかかりにくい
パワーがないのと似ていて、しなりでボールにスピンをかけることはできますが、どちらかというとガットのたわみの方が大きく関係していると思います。
なので、グロメットホールが小さいTR960はガットのたわみが小さく、スピンがかけにくいラケットだと思います。
打球感は柔らかめ
こちらはしなりによる柔らかい打球感が感じられます。
食いつき感はあまり感じられないですが、ラケットがしなっているような感覚はあると思います。
反発力はある
これだけだと飛ばす力はないしスピンもかからないしでいいところはないように思えますが、反発系のラケットなのかなという印象です。
しなりはするのでどこまでしなるかにもよりますが、球速は出せるのではないかと思います。
そのため、グリグリをスピンをかける人より、フラット系で打ち込む人は使いやすいのではないかと思います。
まさにモンフィスのようなプレースタイル!
どんな人に合うのか予想してみた。
使用感を予想
ストローク
しっかり振っていけるなら飛びもちょうどいい感じになりそうな予感。
ただ、アシストは期待できないので苦しいときに期待するのは良くない。
スピンもそこまでかからないと思うので、ボールの軌道を上げるのはちょっと難しいと思います。
その代わり、フラット系のある程度球速があるボールは得意だと思うので、プレースタイルにあってれば使いやすくなるのではないかと思います。
ネットプレー(ボレー・スマッシュ)
ネットプレーに関しては、反発力もあると予想しているのでやりやすいのではないかと思っています。
まぁスマッシュは置いといて、ボレーはかなりやりやすそうな感じがします。
パワーはないと予想しているので、勝手に飛んでってくれる感じではないですが、飛びもコントロールできるし、インパクト時にしっかり握ってあげればいい球が行くと思います。
サーブ
ちょっと微妙な立ち位置です。
フラット系のサーブは飛びと球速ともにコントロールできていいと思いますが、セカンドサーブのようなスピン・スライス系のサーブに関してはあまりいい印象はないです。
やっぱり回転がかけにくいというのが要因として挙げられます。
あまり期待しない方がいいです。
おすすめのガット
ちょっと硬めなポリエステルガット
反発重視のセッティングでRA値が低いことを利用して少し硬めなセッティングもいいと思います。
ガットでいうとアルパワーやポリツアーレブらへんがいいと思います。
柔らかいナイロンガット
反発とは逆にガットのたわみを出して飛び重視のセッティングです。
特にこのナイロンガットがいいというのはありませんが、おすすめはXR3とかです。
あとテンションはちょっと低めで張ってあげるのをおすすめします。
TR960 Control Tour 16×19 スペック
重さ | 305g |
長さ | 27inch(685mm) |
バランス | 315mm |
フレーム厚 | 21 – 21 – 21 |
フェイスサイズ | 98sq |
ストリングパターン | 16×19 |
RA値は62で結構柔らかい。
スイングウェイトも発表していて285となっています。
外見から予想
見るからにブレードとかパーセプトとかフィーリング系のラケットです。
ただ、フィーリング系もパワーをプラスしているラケットが多くなってきているので、少し前のフィーリング系のラケットです。
それは別としてとにかくデザインがかっこよすぎる。
アルテンゴ使用プロ
ガエル・モンフィス
5年契約でモンフィスが商品開発に携わったらしいです。
まさにモンフィスのためのラケット。
ダリア・カサトキナ
シリーズは違いますが、アルテンゴのラケットを使用中。
まとめ
TR960 Control Tour 16×19はこんなラケットだと思う…