今回は、ピュアストライクシリーズから100を試打してきました。
勝手なイメージですが、ピュアストライクシリーズを使う人は恐らくティエムが好きなのではないでしょうか?
勝手なイメージですからね?
まぁ僕はそうなんですけど…
インプレの前に…2024年1月新作発売か!?
エレメント125を38ポンドで張っています。
ピュアストライク100インプレまとめ
- 薄ラケにしてはパワーがある。
- スピンはかかる方ではない。
- フレームの硬さはあるもののインパクト時は柔らかさがある。
薄ラケにしてはパワーがある。
『薄ラケにしては』というかパワー系に負けていないくらいにパワーがあります。
本来、薄ラケはフィーリング系に多く、パワーは厚ラケに多いです。(同じバボラだとピュアドライブ)
しかし、ピュアストライクはしっかりボールを飛ばすことができ、飛ばすことにそこまで力を必要としません。
ただ、飛ばすときにフレームが硬い感じというか、強制的に硬くしているような硬さがあるので、飛ぶけど少し体への負担が大きいかもしれません。
ここが厚ラケとの若干の違いかなという印象を受けました。
スピンはかかる方ではない。
ピュアストライクシリーズの使用者がティームやノーリーでかなりスピンをかけて戦うプレースタイルなので、勝手に『スピンがかかるラケットだ!』と錯覚したりイメージが強かったりしますが、スピンはあまりかからないです。
ガット次第で変わってくるとは思いますが、そもそもスピンがかかるテクノロジーは入っていないのと、ティームやノーリーのようなスイングスピードや軌道が必要になってきます。
なので、スピンをかけるよりはフラットでしっかり打っていった方がいいボールが飛びます。
フレームの硬さはあるもののインパクト時は柔らかさがある。
打球感としては柔らかいという表現でいいと思うのですが、なんかインパクトした外側で硬いような感覚があります。
バボラのラケットは比較的フレームが硬いためだと思うんですが、イメージだと…
インパクト→柔らかい!→ん?なんか板で打ってるような感じが…→ボールが飛ぶ!
こんな感じです。
個人的な総合評価
- パワー :
- スピン :
- デザイン :
- 扱いやすさ :
- フィーリング:
個人的には癖がなく扱いやすいラケットに入るのではないかと思っています。
癖がないといってもグロメットホールもクラシカルのものを使っていて、フレームも硬いので、ガットでの微調整は少し難しいかもしれません。
(例えばもとスピンをかけたいから多角形ガットしてもそこまでかからない)
その点では、ピュアストライクが好き!という人はかなりいいでしょうけど、ピュアストライクの性能は好きだけど調整したいという前提で買ってしまうと失敗する可能性があります。
ただ、さっきも書きましたが、元がそこまで尖っていないので、最初微妙だと思っても多分普通に慣れると思います。
結果、デザインだけで買うのも全然ありだと思います。
ピュアストライク100詳細情報
長さ | 685mm |
ウエイト | 300g |
バランス | 320mm |
フレーム厚 | 21 / 23 / 21 mm |
フェイスサイズ | 100sq |
ストリングパターン | 16×19 |
搭載されている注目テクノロジー紹介!
C2 ピュアフィール
振動対策エキスパート企業のSMAC社が開発した素材をフェイスの3時9時の部分に搭載。
インパクト時に伝わる振動を抑えてくれます。
この素材がどのくらい効果があるのか分かりませんが、フィーリングラケットにしては打球感がかなりクリアになっていることは確かです!
使用しているプロ選手
ドミニク・ティエム
キャメロン・ノーリー
アネット・コンタベイト
似ているラケット
ヘッド スピード MP – HEAD SPEED MP –
少し癖があるのがピュアストライク。全くないのがスピード。
まとめ
正直に言います…デザインがかっこよすぎて性能どころじゃない!!