今更インプレの記事を書いていてかなり気になっていたのですが、今回紹介する3つの単語は全部似たような意味で使われています。
ただ、個人的にはアレとアレは全く別ものだと思っているので解説させていただきます。
物理学的にとか…ではなく自分の経験です。
パワー・飛び・反発力をそれぞれ解説
おふざけがすぎました…解説します。
パワー
こちらに関しては、飛びと反発力両方使われる単語だと認識しています。
どれだけ遠くに飛ばせるかもパワーだし、どれだけ速いボールを打てるかもパワーです。
便利だけどパワーという言葉だけを信じてラケットを選ぶと思わぬ落とし穴があるので注意です。
飛び
これはボールを飛ばせるか飛ばせないかです。
深いボールを打てれば飛ぶということだし、浅いと飛ばないという表現になります。
反発力
これはボールが速いか速くないかになります。
インパクトした後にボールが速ければ反発力はあるし、遅ければ反発力はないということになります。
各ラケットの特徴
飛ぶラケットの特徴
反発力
違いはガットのたわみ!
ガットのたわみと飛びと反発力について
まずガットがたわむほど飛びます。
反対にでたわまないほど反発力があります。
そのため両方をよくするというのは無理なのではないかと考えています。
- ボールがラケットが当たる
- その力がガットに吸収
- ガットがたわむ
- ボールを押し出して飛ばす
という感じです。
- ボールがラケットが当たる
- その力がガットに吸収される前に飛ばす
という感じです。
ボールに人間に力を加えて飛ばすのが飛びで、元の力を利用して飛ばすのが反発力となります。
そのため、全く別物でそれぞれ特徴があるということになります。
ついでに…しなりとたわみについて
しなりはインパクト時にボールとは逆の方向に曲がることです。
たわみはインパクト時にボールとは逆の方向に押し出されることです。
なので、全く別物なので【ラケットがたわむ】や【ガットがしなる】などは言いません。
日常では使うかもしれませんがテニスでは使いません。
飛び重視や反発力重視のラケットはない?
『飛びと反発力は全く別物だ!』と言った後に意味わからない発言かもしれませんが、飛び重視や反発力重視のラケットは同じような特徴を持ったラケットです。
どういうことかというと関係してくるのは【ガットのたわみ】です。
そのため、飛びや反発力はガットで調節します。
『じゃあラケットは何でもいいのか?』というとそんなこともないです。
やはりよく言われるパワー系のラケット…というしなりが少ないラケットを選ぶのがいいです。
いろいろとごちゃごちゃっとしましたが…
しなりが少ないパワー系のラケットを選んだあと分岐されるイメージです。
柔らかいガット+ローテンション
硬いガット+ハイテンション
という感じで考えればわかりやすいと思います。
パワー系(しならない)ラケット
もちろんスピン系のラケットにもパワーよりなどありますが、パワー系と代表されるラケットだけ紹介します!
ヨネックス:イーゾーン シリーズ
今や使用率が一番多いんじゃないかというほどのパワー系ラケット。
バボラ:ピュアドライブ シリーズ
今は落ち着きましたが一時期覇権を握っていた超人気ラケット。
ダンロップ:FX シリーズ
CXがあるので隠れがちですが癖のないラケット。
ウィルソン:ウルトラ
錦織圭使用シリーズ。
柔らかいガット
テクニファイバー:XR3
ナイロンと言ったら子のガット。
バボラ:タッチVS
プロみんな使ってんじゃね?レベルで人気のナチュラルガット。
※インプレは後ほど公開します。
ナイロン1つとナチュラル1つ出しましたが、基本的にナイロンとナチュラルは柔らかいです。
硬いガット
ヨネックス:ポリツアーレブ
ルキシロン:アルパワー
まとめ
パワー・飛び・反発力の正体は…