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【ヨネックス 新作】イーゾーン100 2022 インプレ ガット・テンションも紹介 今作はスピンがかかる! ピュアドライブとは別!? – YONEX EZONE100 –

みんな使っているイーゾーン。

みんなが使いやすいと言っているイーゾーン。

正直本当に使いやすいのと疑っていました。

そんなイーゾーンを実際に買って打ってみました。

テニロボ
テニロボ
スペックやテクノロジーだけでもイーゾーンを解説しています。

今回のセッティング

YONEX POLYTOUR PRO(ポリツアープロ)を38ポンドで張っています。

ポリツアープロのインプレもあるので合わせてご覧ください!!

イーゾーン100のインプレ

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  • パワー系にしては打球感が柔らかい。
  • 思ったよりスピンがかかる。
  • パワーは思っているよりない印象。

パワー系にしては打球感が柔らかい。

パワー系のラケットなので、「打球感は硬いだろう…」という先入観を抱えたまま打ったのですが、結果はまさかでした。

セッティングでもかなり変わってくるとは思いますが、パワー系にしてはかなり柔らかいです。

また、テンションが38だったので、それで柔らかいということもありますが、【パワー系ラケット+ポリエステル】の硬さを感じさせないくらいでした。

もちろん、言ってもパワー系なので、フィーリングを重視しているラケットに比べると硬いですが、今までパワー系のラケットを「硬い」という理由で避けてきた人も十分使えるくらいだと思っています。

思ったよりスピンがかかる。

最初は、フラットで打った時に若干スピンがかかり浅くなるというイメージを持って試打したのですが、若干という感じではありませんでした。

思っているよりスピンがかかるので、軌道が低い「THE フラット」という感じだとネットを量産します。

そのため、普段フラットで軌道の低いボールを打っている人は、少し軌道を上げないといけない恐れがあるので、ご注意ください!

パワーは思っているよりない印象。

やっぱり、イーゾーンといえばパワーがあるラケットという印象がありますが、今作はそこまでパワーのあるラケットではないかなという印象です。

もちろん、パワー系のラケットという位置づけなので、他のラケットと比べるとパワーはあるのですが、パワー系のラケットの中では少し落ち着いたかなと思います。

これも、柔らかい打球感とスピンのかかりやすさに比例して、若干パワーロスしているのかなと思っています。

しかし、今までパワーがありすぎて使えないという人でも使いやすくなったので、より万人受けしやすいラケットになったのかなと思っています。

相性がいい人

  • パワー系のラケットが欲しかったけど打球感が硬くてやめていた人
  • ボールの軌道が高めな人

相性が悪い人

  • ガンガンスイングしたい人
  • ボールの軌道が低い人

ガンガンスイングしたい人

補足すると、普段薄いフレーム厚のラケットを使っていて、ガンガンスイングしている人です。

そんな人は恐らくイーゾーンは振りにくいかなと思います。

これは、イーゾーンに限った話ではなくピュアアエロなどもそうなのですが、スロート部分での空気抵抗がかなり大きいです。

実際に振ってみれば分かりやすいのですが、イメージでは段ボールを振っている感じです(少し大袈裟…)。

でも、空気が流れているのを感じるので、ガンガン振っていきたい人はあまりおすすめできません。

何を修正すれば使いやすくなる?

とはいっても、スイングスピードが速いプロでも使用している人はかなりいるため、慣れの問題だと思います。

ただ、どうしても慣れないという人もいると思うので、実際持ってみて「何か嫌だな…」と思ったらやめたほうがいいです。

テニロボ
テニロボ
イーゾーンを置いてある店舗は多いので実際にお店に行って見てみるとイメージしやすいです!

ボールの軌道が低い人

これは打ってみて分かったのですが、意外とスピンがかかってしまうので、スイングスピードがある程度あってボールの軌道が低い人はネットを量産してしまいます。

「パワー系のラケット=飛ぶラケット=アウトのほうが多い」と思いがちですが、パワー系のラケットはしなりなどのスピンの要素があまりないので、飛ぶようにできています。

ただ、今作のイーゾーンに関しては、しなりの要素もあるので、スピンもある程度はかかってくれます。

なので、普段通りに打っているとちゃんとネットします。

何を修正すれば使いやすくなる?

スイングスピードを落とせばスピン量も減るためいいのですが、ボールのスピードも落ちます。

なので、スイングスピードは維持したまま、ボールの軌道を上げるのがいいと思います。

テニロボ
テニロボ
使いやすいけどスイング面で少し癖あり!

前作との比較して気になったところ

明らかに打球感が柔らかくなっている。

セッティングは若干違いましたが(確か前作はポリツアープロ43ポンド)、それでも明らかに打球感は柔らかい方向へと変わっています。

そのため、「前作は硬すぎて使えない!」という人でも結構使いやすくなっていると思います。

僕は前作の硬い打球感が嫌だったので、今作に打球感はかなり好印象です!

パワーが若干落ちたか?

やはり打球感を追及すると、パワーロスが起こってくるので、若干パワーが落ちたような気がしています。

ただ、パワー系のラケットの中でのパワーダウンなので、ほかのラケットに比べればパワーはあります。

前作より落ち着いたというだけです。

テニロボ
テニロボ
パワーが落ち着いたかわりにフィーリングが向上!日本の企業ということもありより日本人好みに!

評価

  • パワー   :
  • スピン   :
  • デザイン  :
  • 扱いやすさ :
  • フィーリング:

総合評価

「イーゾーンは使いやすい!!」ということでかなり好評ではありますが、本当にその通りでした。

パワーもありスピンもかかりフィーリングもいい!なので使いにくさは全くないです。

ただ、4.5にさせていただいた理由として、何か目的があってラケットを選んでいるという人は「扱いにくい」というより「魅力に感じない」のかなとも思いました。

使いやすさがゆえ求めている性能がないという感じがします。

僕の場合は、パワーとフィーリングを求めている(ラケットにスピン性能は求めてない)ので、少しいらないアシストがついてしまった感じがしています。

ただ、使いやすさは抜群なので、何を買ったらいいのかわからない人はまずはイーゾーンという選択でもいいと思います。

競合ラケット

ウィルソン:ウルトラv4.0

ウルトラも打ったことあるのですが、変化がイーゾーンそっくりです。
前作よりパワーが若干落ち、柔らかい打球感とスピン性能がプラスされた。
まさに競合です。

テニロボ
テニロボ
デザインで選ぶのもよし!

こんな感じだったらなぁ…

スロート部分を少し細くしてほしい

スロート部分をちょっと細くしてほしい。

パワー系のラケットにこんなこと言うのも変ですが、もう少しスイングがしやすければいいなと思うことがよくあります。

やっぱり空気抵抗が大きい分スイングスピードが遅くなり、パワーが落ちます。

また、疲労も結構溜まるのでガンガン振る人にとっては少し扱いにくいかなと思います。

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