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【ウィルソン ブレード98 16×19 V9 インプレ】速さが世界を変える プロ使用率No.1のラケット【Wilson / BLADE / テニス】

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ブレード98 16×19 V9 はこんなラケット…

  • 飛び < 反発力
  • スピンも思っていたよりかかる
  • 打球感は硬め
  • 振り抜きも特別いいわけではない
  • なんでもできるけど中途半端でもある
テニロボ

メイン40ポンド、クロス37ポンドでXR3 125を張ってます。

ブレード98 16×19 V9はこんな人におすすめ

  • ボールの軌道が高い人
  • ボールを潰せる人
  • V7とかV8は好きじゃなかった人
テニロボ

V8と似てるところもあるけど一緒ではないしすぐにスイッチはできなそう。

使用感はどう?

ストローク

まず飛びに関しては微妙です。

飛んでいかなくもないし、飛ぶわけではない。

どちらかというとフレームの合成が高まった感覚があるので、飛ばないラケットだと思った方が納得がいきます。

また、もう一つのパワーである反発力ですが、こちらはフレームの剛性が高まったので若干増したような感覚があります。

ストロークの球速は高まったかなという印象を受けました。

そのほかに気になったのがスピン。意外とかかります。

その割に軌道を上げにくいのでしっかり持ち上げないとネットします。

それかフラットで直線的な軌道にするかです。

中途半端なボールだとプレーも中途半端になるラケットかなという感じです。

ボレー・スマッシュ

まずボレーは結構よかったです。

やはり反発力が高まったおかげで弾いた感覚と球速が上がるのでいいボールがいきます。

スマッシュに関してもまぁ弾いた感じがあるのでこちらも特に問題なく使用できるかなといった感じです。

むしろ、ネットプレーに関しては、前作よりいいのではないかと思います。

サーブ

可もなく不可もなくという特に何もない印象。

フラット系のサーブも打てるし、回転系のサーブも打てるし。

なんでもこなせる万能ラケットです。

ただ、先ほども触れたように中途半端だと中途半端に終わってしまうので、フラットなのか回転なのかなどしっかり目的を持たないと、なかなか思うようなプレーができないと思います。

テニロボ

万能ラケットだからこそ扱いが難しい部分も…

ブレード98 16×19 V9基本情報

重さ305g
長さ685mm
フェイスサイズ98sq
バランス320mm
フレーム厚21 mm
ストリングパターン16 / 19
テニロボ

スペック自体は意外と癖がなく使いやすい印象を受けます。

高評価ポイント

  • 反発力アップでネットプレーがいい感じ

低評価ポイント

  • V8からのスイッチは簡単にはできない
  • フィーリング系ではなくなった

総合評価

  • 飛び      :
  • スピン     :
  • 反発力     :
  • しなり     :
  • デザイン    :
  • 食いつき感   :
  • 打球感の柔らかさ:
  • 持ち上がりやすさ:

男女両方のツアーでみんな使って結果も残してるから『さぞかし使いやすいんだろう』と思っていたけど結果としては微妙な位置に。

原因としては、フィーリング系のブレードらしさがなくなってしまったため、その先入観から評価が若干低くなってしまった。

とはいってもそれは先入観であって、元からブレードとしてみなければ万能なラケットであることは確かです。

ただ【このブレードを使ってどんな球が打ちたいか】など明確に決めておかないと何もできず、ただ使いにくいラケットで終わってしまう感じがします。

理由としては、飛びがあまりよくない代わりになぜかスピンがかかるという意味わからん現象。(普通は飛びが悪ければスピンもかかりにくくなる)

多分、フレームの剛性が高まったのと、ガットのたわみも減少した?ためだと思います。

ボールが持ち上げにくいので、自分でしっかり持ち上げないと無駄にスピンがかかってネットします。

そのため、低い軌道のフラットでガンガン攻めていくか、しっかり持ち上げてスピンを使っていくのかは決めておいた方がいいかなと思います。(個人的にはフラットがおすすめ)

あとは反発力向上によりネットプレーがやりやすくなったのは結構高評価かなと思います。

外見から見た感じ…

外見はボックス系のラケットなのでやっぱりフィーリング系かなと思ってしまいます。

使ってみると若干パワー系に近いです。

逆にボックスでパワー系に近づけるのはすごい。

ライバルラケット

バボラ:ピュアストライク16×19 (2019年モデル)

かなり迷ったんですが、2019年モデルのピュアストライクに近いかなという印象です。

スピンはブレードの方がかかるかな。

おすすめのストリング

ルキシロン:アルパワーラフ 125

やっぱり食いつき感がないので、そこをプラスしてあげるのが一番いいかなと思います。

ヨネックス:ポリツアーストライク 125

反発系に変わったので、さらに反発系特化ということでポリツアーストライクを。

中途半端で終わるということはないと思います。

使用プロ

ステファノス・チチパス

アリーナ・サバレンカ

アレックス・デミノー

ヤクブ・メンシク

まとめ

  • 飛び < 反発力
  • スピンも思っていたよりかかる
  • 打球感は硬め
  • 振り抜きも特別いいわけではない
  • なんでもできるけど中途半端でもある

その他ウィルソンの最新ラケット

PROSTAFF – プロスタッフ –

歴代最高プレーヤーのフェデラーや全豪女子シングルス準優勝の鄭欽文が使ってるちょっと難しいモデル。

ULTRA – ウルトラ –

錦織圭が使用していることで有名なパワー系ラケット。

SHIFT – シフト –

新ラケット。いまだ打ったことがないのでよくわからんってのが正直な感想です…

CLASH – クラッシュ –

しなるけどブレないラケットらしい。こちらも打ったことがない…

BURN – バーン –

フレームの剛性がかなり高く安定しているラケット。

個人的にはウィルソンの中で一番扱うのが難しいラケット。